CentOSでIP Aliasを恒久的に設定するためのメモ。
/etc/sysconfig/network-scripts 以下に ifcfg-eth0 や ifcfg-lo という形式でインターフェース定義ファイルがある。IP aliasを定義する場合、aliasファイルを使用する方法とcloneファイルを使用する方法があるが、多数のaliasを機械的に作成する場合はcloneファイルのが簡単である。
cloneファイルは ifcfg-<interface name>-<clone_name> という形式で、例えばloopback interfaceのaliasを作成するには ifcfg-lo-range0 というファイルを作成すればよい。
このファイルの中には以下のような記述を行う。
IPADDR_START=127.0.0.2
IPADDR_END=127.0.0.10
CLONENUM_START=2
NETMASK=255.255.255.0
この例ではIP alias 127.0.0.2 から 127.0.0.10 まで、NETMASK 255.255.255.0 で作成することを指示している。CLONENUM_START はAlaisインターフェースの開始通番である。このファイルを作成した後、/etc/rc.d/network restart を実行すると
lo:2 127.0.0.2
lo:3 127.0.0.3
...
lo:10 127.0.0.10
まで計9個のAliasが作成される。
必要であれば/etc/hostにホスト名を追加する。
localhost2 127.0.0.2
localhost3 127.0.0.3
...
localhost10 127.0.0.10
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