2012年2月14日火曜日

CentOSのIP Alias

一つの物理ホストでCassandraを複数インスタンス実行するにはJMX Portの都合上IP Aliasが必要になる。
CentOSでIP Aliasを恒久的に設定するためのメモ。




/etc/sysconfig/network-scripts 以下に ifcfg-eth0 や ifcfg-lo という形式でインターフェース定義ファイルがある。IP aliasを定義する場合、aliasファイルを使用する方法とcloneファイルを使用する方法があるが、多数のaliasを機械的に作成する場合はcloneファイルのが簡単である。
cloneファイルは ifcfg-<interface name>-<clone_name> という形式で、例えばloopback interfaceのaliasを作成するには ifcfg-lo-range0 というファイルを作成すればよい。
このファイルの中には以下のような記述を行う。

IPADDR_START=127.0.0.2 
IPADDR_END=127.0.0.10 
CLONENUM_START=2 
NETMASK=255.255.255.0

この例ではIP alias 127.0.0.2 から 127.0.0.10 まで、NETMASK 255.255.255.0 で作成することを指示している。CLONENUM_START はAlaisインターフェースの開始通番である。このファイルを作成した後、/etc/rc.d/network restart を実行すると

lo:2   127.0.0.2 
lo:3   127.0.0.3 
... 
lo:10   127.0.0.10

まで計9個のAliasが作成される。
必要であれば/etc/hostにホスト名を追加する。

localhost2    127.0.0.2 
localhost3    127.0.0.3 
... 
localhost10    127.0.0.10


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